スープで旅するgo to 世界旅行 Vol.2 ~アメリカ合衆国編~/木村みえこ
4月に入り、暖かく感じる日が増えてきましたね。あちらこちらできれいな花が咲いていると春の訪れを感じますが、朝晩はまだまだ冷える日が多いので体調管理には気を付けたいですね。
前回から3回のシリーズでお伝えしている国ごとのスープ。2回目の今回はアメリカ合衆国のスープを紹介しながら疑似旅行へと誘いたいと思います。
アメリカ合衆国の50番目の州、ハワイ。行ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。そんなハワイの定番スープといえばオックステールスープ。みなさんそれぞれお気に入りの味やお気に入りのお店があるのかもしれませんね。
最近、秋になると日本でも見かけるようになったヒョウタンのような形をしたバターナッツかぼちゃ。実は日本かぼちゃの仲間なのだそうです。見慣れていないせいか、あまりおいしそうには見えないかもしれませんが、その見た目とはウラハラに甘くて濃厚でとてもおいしいのですよ。
トマトスープと言えばイタリアのミネストローネが有名ですが、アメリカにもトマトベースのスープが何種類かあります。味付けや具は地域によって違うようですが、日本でも簡単に作ることができますので、具を変えながら楽しめそうですね。
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2021年4月 7日
前回から3回のシリーズでお伝えしている国ごとのスープ。2回目の今回はアメリカ合衆国のスープを紹介しながら疑似旅行へと誘いたいと思います。
オックステールスープ
アメリカ合衆国の50番目の州、ハワイ。行ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。そんなハワイの定番スープといえばオックステールスープ。みなさんそれぞれお気に入りの味やお気に入りのお店があるのかもしれませんね。
オックステールを3回ほどゆでこぼして、汚れを取り除けば臭みが取れます。あとは生姜やネギ、お好みのスパイスを入れてお鍋でコトコト煮るか、圧力鍋を使って時短で作ることもできます。「家で作るのはなかなかハードルが高い。」と感じるかもしれませんが、下処理を惜しまなければごちそうスープの出来上がり。
仕上げにパクチーをたっぷり入れましょう。生姜をすりおろして生姜醤油につけて食べたり、ごはんをスープに入れて食べたりと味を変えながら楽しむことができます。パクチーが苦手な人はセロリの葉やみつばなど香りの強い野菜で代用してみましょう。
香りが強い野菜は巡りがよくなるといわれており、代謝を助ける作用が休日の気分転換にもなりそうですね。青い空青い海のハワイを思い浮かべながら食べるとさらに気分が明るくなりそうです。
仕上げにパクチーをたっぷり入れましょう。生姜をすりおろして生姜醤油につけて食べたり、ごはんをスープに入れて食べたりと味を変えながら楽しむことができます。パクチーが苦手な人はセロリの葉やみつばなど香りの強い野菜で代用してみましょう。
香りが強い野菜は巡りがよくなるといわれており、代謝を助ける作用が休日の気分転換にもなりそうですね。青い空青い海のハワイを思い浮かべながら食べるとさらに気分が明るくなりそうです。
バターナッツかぼちゃのスープ
最近、秋になると日本でも見かけるようになったヒョウタンのような形をしたバターナッツかぼちゃ。実は日本かぼちゃの仲間なのだそうです。見慣れていないせいか、あまりおいしそうには見えないかもしれませんが、その見た目とはウラハラに甘くて濃厚でとてもおいしいのですよ。
バターナッツかぼちゃをコロコロに切ってレンジにかけ、やわらかくなったら汁ごとミキサーにかけて牛乳や豆乳を加えて温めれば出来上がりです。お好みで塩で味を調えましょう。これで十分コクがあっておいしいのですが、さらに濃厚な味にしたいときは生クリームやバターを加えてみてください。
かぼちゃには、不足しがちな栄養素であるビタミンやミネラルが豊富に含まれていますので、スープで栄養素の強化をすることができます。おいしく食べてアンチエイジング、免疫力アップ、体調管理にも栄養素の強化を意識してみましょう。
トマトスープ
トマトスープと言えばイタリアのミネストローネが有名ですが、アメリカにもトマトベースのスープが何種類かあります。味付けや具は地域によって違うようですが、日本でも簡単に作ることができますので、具を変えながら楽しめそうですね。
アメリカのスープと言えば有名なキャンベル缶がありますが、キャンベル缶はアンディー・ウォーホルがデザインしたものだと知っていましたか。アメリカでは知らない人がいないのではないかというくらい有名なスープの缶詰めです。美術館で見ることもできるようですので、旅行に行けるようになったら実物を見てみたいですね。
トマトには抗酸化作用の強いリコピンが含まれています。アンチエイジングや、感染症対策、体調管理にと色んな用途で使えるのが嬉しいですね。
いかがでしたか。今回は広大な土地を持つ国アメリカ合衆国のスープを紹介しました。
日本にも「miso soup」という素晴らしいスープがあります。
みそは発酵食品で、腸内環境をよくする善玉菌を元気にする作用があるといわれています。ストレスがたまりがちなカラダをいたわり、少しでもコロナ疲れのストレスの軽減ができるように具がたっぷり入ったスープを楽しんでみませんか。
参考文献
- 三城円「食べながらやせるすごい方法」サンマーク出版(2019)
- 荻野恭子「世界の味をおうちで楽しむ旅するスープ」ナツメ社(2019)
- 沼野恭子「世界を食べよう!東京外国語大学の世界料理」東京外国語大学出版会(2018)
- 佐藤政人「世界のスープ図鑑」誠文堂新光社(2020)
木村みえこ執筆コラム
●管理栄養士が実践する!腸内環境の整える方法●アラフィフ管理栄養士が実践する!二十四節気に学ぶ食べ方①
●アラフィフ管理栄養士が実践する!二十四節気に学ぶ食べ方②
●アラフィフ管理栄養士が実践する!二十四節気に学ぶ食べ方③
●スープで旅するgo to世界旅行 ~アジア編~
●スープで旅するgo to 世界旅行 Vol.2 ~中国編~