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  1. 未就学児のママパパ必見!食から子どもの心の成長・栄養を考える/中田恵理

未就学児のママパパ必見!食から子どもの心の成長・栄養を考える/中田恵理

こどもにとって家族で囲む食卓は、自分の居場所、家族に守られていることを確認する場所であり、家族で一緒に食事をすることが子どもにとっての心の成長・栄養となります。その安心感が心の成長・栄養につながります。


心の栄養を食卓から吸収する

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子どもは、家族、周囲の人との関わりから心は成長します。幼児食の時期は、その土台作りとなる大切な時期です。
 
●親子の食コミュニケーションが心の栄養を育む
子どもは、家族と愛着を深めることで、自分以外の人との関わり方を学ぶことができます。特に、言葉を吸収し始める1歳半ごろからは、さまざまな感覚・感情を身近な大人と共有し学び始めます

例えば、食事中に「味噌汁、温かいね」「〇〇おいしいね」などの声をかけ、やり取りを重ねることで心の成長につながると言われています。このようなことから食事の時間が、子どもの心が健やかに育むために、とても重要なカギといえるでしょう
 
食べ方、食べる量、好き嫌いが気になると思いますが、子どもの成長したい気持ちを育むためにも、大人がお手本となることや声かけが大切です。また、昨日よりできたことを見つけ、「昨日より多く野菜が食べられたね」「〇〇を全部食べられたね」「食器のお片付けできたね」、子どもをほめるような声かけが大切です。

もし、苦手なものがある場合、少量からでも「食べた」という経験の積み重ねが子どもの心を育て、成長につながります。

 
●孤食について考える
ひとりで食事をする「孤食」は、できるだけ避けたいものです。家族が一緒にいても、子どもと一緒に食事を取らない、一緒に食事をしてもスマートフォンを触っていると「孤食」になっています。なかなか一緒に食事する時間を取れない場合でも、ご家庭の状況に合わせて夕食や休みの日に、家族での食事が取れる時間を見つけられると良いでしょう。

2~3歳の時期は、応答性のある言葉かけが大切です。その交流の中で食べる意欲もわき、さらに心は育っていくと言われています

 

食の世界を広げるきっかけをつくる

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農園や食品工場を見学、料理のイベントなども食育ですが、まずは家庭でおこなえる3つの食育ポイントをお伝えします。
 
●自宅でできる食育
①食材にふれる
子どもにとって、野菜や魚介類などは、食卓に出るときはすでに調理されているため、食材そのものの形や色、においなどが知らない可能性があります。買い物のときに、調理していない野菜や魚介類を実際に見ることで食育となります
 

②手伝いをする
家族の動きに興味を持ち始めたら、手伝いを積極的に取り組めると良いでしょう。簡単な手伝いで良いので、テーブルをふく、箸を並べる、食材をこねる、つぶすなどの料理のサポートを通じて食育となります
 

③絵本を活用する
食べ物にまつわるお話はたくさんあるので、食の世界を広げるきっかけとなります。絵本の読み聞かせも食育となります

 
幼児食の時期に、心を育てること、日々の積み重ねで食の世界を広げるきっかけ作りとなります
 
子どもとの食事で大切なことは、家族と一緒にコミュニケーションをとりながら食事をすることです。これは、子どもの心の栄養になるのと同時に、ご家族の身体を作ることにもつながっています


おこさんの食を通じて、家族の健康を考えてみませんか。


担当栄養士:中田恵理


 
参考文献
  • 小池澄子「いちばんやさしい きほんの幼児食 離乳食卒業から5歳までの子どもごはん完全版」成美堂出版(2019)

中田恵理執筆コラム


 
2021年4月28日

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