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  1. 薬膳のプロが教える!むくみの改善を食事でサポート/相川朋世

薬膳のプロが教える!むくみの改善を食事でサポート/相川朋世

こんにちは。私は普段、中医学と栄養学を用いて体質改善の食事アドバイスをしています。
サポートさせていただくクライアント様の悩みで多いのが“むくみ”です。顔や足にむくみがあると、なんだか気分まで重だるい感じになってしまいますね。
 
今回は薬膳の視点から、むくみの原因や改善におすすめの食材を紹介します。

 

むくみの原因って何?

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朝起きたら顔がパンパンに腫れたり、夕方になると靴が入らないほど足がむくむ、そんな経験をされる方が多くいます。疾患を伴うむくみでなければ生活に支障はないですが、身体も気分も重だるく、できれば改善したいものです。

まずは、なぜむくみが起きるのかを解説します。

 
●薬膳の世界から考えるむくみの原因
人間の身体(成人の場合)は60%が水分でできています。体内の2/3の水分は「細胞内液」といって細胞の中に含まれており、残りの1/3は「細胞外液」と言い、細胞と細胞の間を満たしたり、血液に含まれる水分などのことを言います。これらの水分は細胞に栄養を送るなど、細胞や血管内を行き来して体内の水分のバランスを保っています。
しかし、生理前のホルモンバランスの変化、デスクワークなどでの血流の低下、塩分の取り過ぎなどが原因となり、むくみが引き起こされます。
 
薬膳の世界でむくみは、消化吸収システムである「脾」の機能の弱りや、水分や身体を冷やす飲食物の取り過ぎが、主な原因と考えます。また、体を動かさないことも「気血水」の巡りを悪くして、余分な水分の排出ができずむくみを引き起こします。また、シンプルに水分のとりすぎという場合もあります。
 
むくみにくい体を作るためには、「脾の調子を整える」「運動をして巡りを良くする」「水分を過剰に摂取しない」を意識しましょう。

 

うるおいを満たしながらむくみを改善する食材3選

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余分な水分はむくみの原因になるだけでなく、頭痛や身体の重だるさ、食欲不振など様々な不調の原因となります。むくみが気になる場合は、以下の3つの食材を取り入れることがオススメです。

 
●黒豆
黒豆は胃腸お調子を整えるほか、利尿作用と血の巡りをよくする作用を持っているため、むくみの改善にオススメです。黒豆を一から調理するのは大変なので、スーパーなどで手に入る黒豆の水煮をサラダにかけたり、煮物にいれると簡単に食事に取り入れられます。

 
●はとむぎ
はとむぎは『美肌』や『いぼとり』の薬膳食材で有名です。身体の余分なものを外に出す作用が強いはとむぎは、余分な水分の排泄にも関わっているため、むくみの改善にもオススメです。毎日のお米に入れてはとむぎご飯にしたり、茹でこぼしてサラダなどにトッピングすると食感も楽しむことができます。食感があるため、噛む回数が増えて小顔効果も期待できますね。

 
●とうもろこしの髭
とうもろこし自体を食べることが多いですが、利尿作用のある漢方薬の材料としてとうもろこしの髭は使われています。普段捨ててしまう髭ですが、とうもろこしの髭を天日干しにして、煮出してとうもろこしのひげ茶にしたり、刻んで春巻きや餃子の具材に混ぜてしまい料理に使うこともできます。お店にも“とうもろこしのひげ茶”は売っているので、ぜひ手に取ってみてください。

 

水分は2ℓ飲まなきゃダメ??水分摂取量のホント

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「水は2ℓ飲むといい」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、この話には根拠がありません

「水分」とは飲み物だけでなく、ごはんや主菜、味噌汁などの普段の食事にも含まれています。通常であれば、喉が渇いたと感じたら飲むようにすればいいでしょう。また、尿の色が濃い、便が硬いのは水分が足りていないサインです。
 
また身体に水分が溜まっているときのサインは、舌を見るとわかりやすいです。白い苔がベッタリついていたり、舌の脇に歯形がついていれば水分が溜まっているサインです。
 
 
便秘予防に毎日ヨーグルト、生野菜や冷たいフルーツを意識して食べる、1日2ℓ水分をとることを意識しているなど、よく耳にする身体に良さそうなことでも、実はむくみの原因になります。
 
自分に合っているかどうかを判断することは難しいです。薬膳は、一人一人に合ったオーダーメイドのご飯のことで、体質合った食材や生活をアドバイスすることができます。
 
お悩みがあれば,お気軽にパーソナル管理栄養士にお問い合わせください。


担当管理栄養士:相川朋世

 
 
参考文献
  • 鳥海明子「女性力を高める薬膳ごはん」株式会社マイナビ(2013)
  • 鈴木志保子,「スポーツ栄養学」ベースボールマガジン社(2014)
  • 輸液の基礎知識,株式会社大塚製薬工場,(2021.10.15閲覧)

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2021年11月 3日

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