• トップページ
  • JPDAとは?
  • サービス内容
  • 協会メンバー
  • 入会・説明会
  • 研修講座案内
  • 協会概要
  • メンバーの声
  • よくあるご質問
  • メンバーブログ
  • お問い合わせ
  • サイトマップ
  • トップページ
  • JPDAとは?
  • サービス内容
  • 協会メンバー
  • 入会・説明会
  • 研修講座案内
  • 協会概要
  • メンバーの声
  • よくあるご質問
  1. たばこと生活習慣病の関係/西俣成香

たばこと生活習慣病の関係/西俣成香

がん情報サービスのデータによると、日本人男性のたばこを吸っている人は減少傾向にはあります。しかし、栄養相談をしていると、たばこを吸っている人はまだたくさんいらっしゃる印象です。とくに「たばこをやめたほうがいい」とわかっていても、なかなかやめられないという方も多いのではないでしょうか。

今回は喫煙がもたらす生活習慣病との関係と、禁煙達成をするための方法についてお伝えします。

 

喫煙と生活習慣病の関係とは

20221214_コラム画像1.jpgたばこを吸うと交感神経を刺激するため、血圧が上昇します。また、体内のインスリンの働きも妨げる作用があるため、血糖値も上昇します。
一方、たばこを止めると、基礎代謝が落ち、食欲が増加するため、体重が増加しやすいです。そのため禁煙開始後は、糖尿病や高血圧に罹る確率はあがります。

しかし、体重増加による血糖値・血圧上昇問題よりも、禁煙による健康全体の改善効果の方が大きく、禁煙開始後は体重が増加をしても、HDLコレステロール、LDLコレステロールは改善の効果が出やすいと言われています。
 
 

禁煙による離脱症状、体重増加、電子煙草について

20221214_コラム画像2.jpg
たばこを吸っている人から、
「禁煙開始後の離脱症状(イライラ、苛立ち)があり続く気がしない」
「禁煙を開始してからの体重増加が怖い」
「口さみしくてお菓子を食べるようになってしまい、逆に太った」
といった声をきくことがあります。
 
離脱症状によってストレスは一時的に高まりますが、たばこをやめることによる健康メリットはたくさんあります。離脱症状を乗り越えるためには、没頭できる趣味を見つける(スポーツなど)、考え方を変え、ポジティブ思考になることも効果的です。
 
禁煙開始後は離脱症状を乗り越えることに専念し、禁煙開始1か月~2か月後に体重コントロールのために、食事改善や運動改善を行いましょう。
また、たばこを吸っている人はニコチン毒素の入った生活をしています。禁煙を開始してからは「健康的になった」と体重増加に対する考え方を変えることも有効です。
電子煙草による健康への影響についてはまだ明らかになっておりません。
 
 

禁煙達成をするためには

20221214_コラム画像3.jpg
禁煙を開始しようと考えている方は禁煙チャレンジ週間をつくり実際にやってみることが大切です。離脱症状が怖いと思っている人は、いきなりゼロにするのではなく徐々に慣らしていくと良いでしょう。
 
  1. 「禁煙しよう」と思った自分を褒める 
  2. どのタイミングで何本吸っているか、それと合わせて口にしているものがあるか確認する(例:コーヒーなど)
  3. 減らせるタイミングを決めて1日1回たばこを減らす
  4. 継続し、スマホや紙に、体調なども合わせてメモをする

①~④を繰り返すと禁煙達成がしやすいです。
 
一定の条件を満たしている人は、病院での禁煙治療が保険適用になる場合があります。喫煙を習慣ではなく、依存と捉え、2006年4月から禁煙治療の保険適用を開始しております。もし自分自身だけで禁煙を達成することが出来ない場合、一度受診をしてみてはいかがでしょうか?
 
 
いかがでしたか?禁煙開始までに二の足を踏んでいた方へ、たばこをやめるきっかけとなりましたら幸いです。あなたの禁煙達成を応援しております。


担当管理栄養士:西俣成香

 
参考文献

 

西俣成香執筆コラム


2022年12月14日

< 前ページ  |  一覧へ戻る  |  次ページ >

最近の画像

お問い合わせ

このページのトップへ